こんにちは、借金トラブル１１９です。
自宅やマンションは、現金で購入するという方は少ないので、ほとんどのケースが住宅ローンを組んで自宅やマンションを購入することになります。また、小さなお子様がいる家族で住宅ローンを組むのは安定した収入がある夫名義の場合がほとんどのケースになります。
離婚に伴って母子家庭になってしまった場合でも、そのまま元夫名義の自宅やマンションに住み続けることはよくあるケースです。しかし、そのまま元夫名義の自宅やマンションに住み続けることでリスクはないのでしょうか？
今回のコラムでは、離婚の際に自宅やマンションなどの不動産の名義はどうしたらいいのか？また住宅ローンの名義の取り扱いについても詳しく解説いたします。
今回の記事は、離婚にまつわる不動産の取り扱いについてとても役に立つ内容ですので、ぜひ最後までお読みください。
離婚後も元夫名義の家に住み続けることのリスクについて解説します！
離婚に伴って母子家庭になってしまった場合でも、そのまま元夫名義の自宅やマンションに住み続けることはよくあるケースです。しかし、元夫がこれまで通りに住宅ローンの返済を確実に続けてくれるという保証はありません！
もし返済が滞ってしまった場合には平穏に暮らしていた日常が奪われてしまう可能性も考えられます。
元夫名義の自宅やマンションに住み続けるリスクを解説します！
元夫名義の自宅やマンションで、さらに住宅ローンの名義も元夫だった場合は、しっかりと返済を続けてくれているうちは問題がありませんが、もし返済を滞らせてしまった場合には銀行に抵当権を実行されて、母と子で住んでいる自宅やマンションから退去させられてしまうことになります。
次は、母と子で住み続けながら住宅ローンに関しては元夫ではなく実際に不動産に住んでいる妻が代わりに住宅ローンを支払っていくケースで考えてみましょう！たとえ住宅ローンの返済は滞っていなかったとしても元夫に他からの借金がある場合には、元夫名義の不動産は差し押さえの対象になる場合があり、最終的には処分されて対象となる不動産から退去しなければならなくなります。
要するに、元夫名義の自宅やマンションで元夫名義で住宅ローンを組んでいる場合には、相手の元夫の経済状況にすべて依存することになりますので、もし元夫の経済状況が破綻すれば、その影響を受けて母と子は自宅やマンションから退去しなければならないというリスクを負い続けることになります。
退去のリスクへの対処法について解説します！
ここまで解説してきた状況を前提に考えると、１番問題なく丸く収まるのが、離婚に伴って不動産の名義を奥様名義に変更して、住宅ローンの債務者も奥様名義に変更する方法です。不動産の名義に関しては離婚に伴う財産分与ということでそれほど問題なく名義変更することが可能です。
ここで問題になるのが住宅ローンの債務者の変更になります。銀行は元夫の収入などを判断して住宅ローンの審査に通したので、たとえ奥様に安定した収入があったとしても銀行の住宅ローンの借り換えが可能という訳ではありません。住宅ローンの債務者の変更ができなければ不動産の名義を変更しても退去のリスクがなくなる訳ではありませんし、住宅ローンを設定している銀行に黙って不動産の名義を変えることは契約違反になる可能性がありますので注意が必要です。
もう一つの方法はご両親に資産がないと難しくはなりますが、ご両親に元夫名義の自宅やマンションを購入してもらう方法になります。元夫からご両親に不動産の名義を変えて住宅ローンも完済してしまえば、元夫の経済状況によって自宅やマンションから退去しなければならないといったリスクから解放されます。
ここまで解説してきたように離婚に伴い元夫の名義から奥様やご両親への名義変更をお考えの方は、税金など複雑な要素が関係してくることもあり、ぜひ「借金トラブル１１９」の無料相談を利用してお問い合わせください。借金トラブル１１９には、不動産取引の専門家やファイナンシャルプランナーも在籍しているため、あなたのライフステージに合わせた解決提案が可能です！
当コラムを運営する「借金トラブル119」では、借金に関する無料相談を受け付けています。
ぜひ、お気軽に当サイトの無料相談を利用してご自身の借金問題を解決してください。
借金トラブル119番の司法書士は、当初の相談から案件の解決まで終始、司法書士が対応しています。
無資格の事務員任せにすることはありません。
重要な債務整理の手続きも、安心して任せられる事務所です。
借金問題を解決できるかどうかは人生の一大事です。
依頼者に寄り添ってくれて専門家が誠実に対応してくれる借金トラブル119番へお問い合わせください。
LINEで相談する