借金返済のために不動産担保ローンで借りるのは大丈夫?リスクを解説!

借金トラブル119

こんにちは、借金トラブル119です。
自宅や所有する不動産を担保にしてローンを組める「不動産担保ローン」
無担保ローンに比べて、まとまった金額を低金利かつ長期間で借り入れできるので、検討している方もいるのではないでしょうか。

魅力に目が行きがちな不動産担保ローンですが、借金返済を目的に借入れをするとリスクを伴うことに…。
そこで今回のコラムでは、借金を返済するために不動産担保ローンで借入れるリスクについて詳しく解説します。

借金の返済で悩んでいる方にはとても役に立つ内容ですので、ぜひ最後までお読みください♪

不動産担保ローンとは

不動産担保ローンとは、ご自身が所有する土地や建物・マンションなどの不動産を担保に、お金を借入れできる商品のこと。
一般的に「銀行」や、資金の貸し付けをメインとする「ノンバンク」によって扱われています。
不動産さえあれば、名義が家族であっても不動産担保ローンの利用が可能です。

不動産担保ローンでは、借入れをする方の「信用力」と、担保に入れる「不動産の価値」を総合的に判断して審査をおこないます。
融資限度額も数億円と記載する銀行もあり、多額の資金が必要な方向けといえるでしょう。
また、資金の使途については原則自由で、幅広い資金ニーズで利用できるのも特徴的。

「まとまった資金が必要になった」
「複数借り入れしているローンをまとめたい」
「年齢により金融機関からの借入れができない」
このような悩みを持つ方に、おすすめの商品といえます。
不動産担保ローンを組むメリット

まずは、不動産担保ローンを組むメリットを3つ解説しましょう。

【不動産担保ローンを組むメリット】

メリット①資金用途の制限が少ない

不動産住宅ローン商品を提供する多くの銀行や金融機関は「資金用途は自由」と謳っています。

お金が必要になる理由は、人それぞれ。

結婚資金
子どもの教育費
家の購入
借金の返済 など

上記のように、不動産担保ローンは用途を問われないため、複数の借入れをまとめるために利用する方も多いでしょう。

さらに、住宅ローンの返済が残っている場合でも審査に通る金融会社も多くあります。
借入れには条件が多い商品の中で、用途を自由に選べる点は不動産担保ローンのメリットといえるでしょう。

メリット②低金利で融資を受けられる

不動産担保ローンは、カードローンを組むよりも低金利で融資を受けられます。
カードローンの多くは、最大金利が14〜18%ほど。
対して、不動産担保ローンは、最大金利が10%未満のものが多い印象です。

同じ金額を借入れる場合、金利が5%違うだけで返済額が大きく変わります。

▼500万円を借入れる場合(※返済期間を10年に設定)

【金利】 【10年返済した場合の金利総額】
10% 約50万円
15% 約75万円

 

上記からわかるように、金利が5%違うだけで、上乗せされる支払額に25万円もの違いが生じます。
よって、低金利で融資を受けられる不動産担保ローンは、利用者の負担を減らせる商品といえるでしょう。

メリット③返済期間を長期に設定できる

不動産を担保に入れることで融資側のリスク回避につながるため、返済期間を長く設定している金融機関が多くあります。

銀行の提供商品の一つであるフリーローンは、返済期限が10年前後のものが一般的。
対して、不動産担保ローンの多くは、20〜最大35年までと長めに設定されています。

返済期間が長くなるほど、月々の負担は軽くなるので借入れのハードルは下がるでしょう。
ですが「返済期間が長い=利息の負担が多くなる」点を視野に入れて、返済計画を立てなければなりません。

 

不動産担保ローンを組むデメリット
一見、魅力的に感じる不動産担保ローンですが、デメリットもあるので注意しましょう。

【不動産住宅ローンを組むデメリット】

デメリット①審査通過に時間がかかる

無担保のキャッシングやカードローンのように、数分で審査終了で即日融資というわけにはいきません。
不動産を担保とするため、審査の過程で担保不動産の価値を評価する時間が必要になります。
早くても、審査が完了して融資を受けられるまでには1週間はかかると考えてよいでしょう。

長くて1ヶ月ほどかかる場合もあるため、急に資金が必要なときには用意ができない可能性もあります。

デメリット②諸費用の負担がある

一般的に、カードローンの利用時には手数料が発生せず、借りる人の負担費用は利息だけになります。

一方で、不動産担保ローンを組む際は以下の費用が必要。
事務手数料・・・借入額の2%ほどが相場
不動産の鑑定費・・・20万円~
印紙代・・・200~10万円(借入額に応じて異なる)
抵当権の登記費・・・借入額の0.4%+司法書士の報酬

1,000万円を借入れる場合、諸費用だけで50万円ほどかかる計算です。

借入額が少ない場合は、カードローンと支払い総額がほとんど変わらないことも考えられます。

デメリット③金利が高い商品もある

比較的金利が低めな不動産担保ローンですが、提供する金融機関によっては金利が高い場合も。
先述でお伝えしたように10%以下の金利を歌う企業が多い一方で、カードローンと変わらない金融業者も存在します。

不動産担保ローンは、借入額の上限が数億円と幅広いため、多額の融資を受ける際には、金利の確認は必須です。

不動産担保ローンに潜むリスク
不動産担保ローンは、低金利で多額の融資を受けられるメリットがありますが、返済ができなくなった際に注意が必要です。

担保に入れた不動産に対しては、金融機関の権利を保全するために「抵当権」設定の手続きがおこなわれます。

抵当権とは、利用者の返済が困難になった場合、金融機関が担保にした不動産を売却し、その代金から融資金+利息分などを回収できる権利のこと。

ご自宅を担保に入れた場合、売却されると住む家を失うことに…。
売却額が融資額に満たないときは、ローンの返済が続くため、新たに資金を用意しなければなりません。
ほかの金融機関から借入れができたとしても、借金が増えることと同じ。

日々の生活が苦しくなるだけなので、不動産担保ローンを組む前には入念に返済計画を立てましょう。
不動産担保ローンで借金返済をする前に、債務整理の検討を!

不動産担保ローンは、資産価値がある不動産を所有していれば、お金を借りることができます。
ですが、今ある借金をまとめるために不動産担保ローンで借入れをすることは、大きなリスクを抱えるのと同じです。

特に「高齢」や「高い金利」の借入れは、大きなリスクを伴います。
理由としては、完済できないと担保である不動産を処分され、ご自身の住む場所を失う可能性があるから。

もちろん、不動産担保ローンを利用して低金利で借金をまとめることができればメリットがない訳ではありません。
ですが、ご自身が住んでいる家やマンションを担保として提供するのは、一定のリスクがあります。

そこで、ご自身が住んでいる不動産を担保に入れる前に、現在ある借金の債務整理をご検討してはいかがでしょうか?

債務整理の手続きの中でも「任意整理」であれば、ご自宅を担保にいれずとも、月々の借金額を減らせるメリットがあります。

実際に不動産担保ローンでのお借り入れをお考えの方は、ぜひ「借金トラブル119」の無料相談を利用してお問い合わせください。
借金トラブル119にはファイナンシャルプランナーも在籍しているため、あなたのライフステージに合わせた解決提案が可能です!

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