こんにちは、借金トラブル119です。
「住宅ローンの支払いができそうにない…」
そんな不安を抱えて、夜眠れなくなったことはありませんか?
住宅ローンの滞納は、多くの方にとってデリケートな問題です。
ただ「実際に何が起きるのか」「どう対処すればいいのか」がわからないと、余計に不安が膨らんでしまうもの。
そこで本記事では、住宅ローンを滞納した際の流れと、少しでも早く対処するための具体策をわかりやすく紹介します。
まず、住宅ローンを滞納すると、今後どのような影響が出てくるのか解説します。
住宅ローンを滞納し始めた方や、今後滞納しそうなリスクのある可能性のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
まず知っておいてほしいのは「たった1回の滞納」であっても、記録が残ること。
返済日を過ぎて1週間〜10日もすれば、金融機関から電話や郵送での催促が届きはじめます。
この段階では、延滞利息(遅延損害金)が加算される程度ですが、何度も続くと信用情報にも影響が出てきます。
もし、2ヶ月以上にわたって住宅ローンの返済が滞ると「延滞」として個人信用情報に登録されることになります。
いわゆる“ブラックリスト入り”と呼ばれるもので、ローンやクレジットカードの新規申し込みが通りにくくなったり、更新ができなくなったりすることも。
金融機関からの督促も、内容がだんだんと厳しくなっていきます。
電話口で「今後どうやって支払うか」を問われるようになるのもこの時期です。
滞納が3ヶ月を過ぎると、金融機関は「期限の利益の喪失」を通知してきます。
これは簡単に言うと「分割での支払いを認めないので、残っている住宅ローンをすべて一括で返してください」というもの。
現実的に、一括で返済できる方はそう多くありません。
ここからは、保証会社による「代位弁済」が行われ、話し合いの相手も金融機関ではなく保証会社に切り替わることになります。
代位弁済後も返済が滞ると、最終的には自宅が差し押さえられ、裁判所を通じて「競売」にかけられます。
競売にかけられると、市場価格よりも安い金額で売却されてしまうため、たとえ家を売ってもローンが残る可能性があります。
これを「オーバーローン」といい、家を失ってもなお借金が残るケースです。
ここまで来ると、生活を立て直すのにかなりの時間がかかってしまうのが現実です。
ここでは、住宅ローンを滞納してしまった際に、放置しないための対策を解説します。
滞納し始めた状況の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「もう支払えそうにない」と感じたら、最初にやるべきことは、住宅ローンを借りている金融機関への相談です。
実は、「返済期間の延長」や「元金据え置き」といった返済条件の見直しを受け入れてくれるケースも少なくありません。
こうした対応を「リスケジュール」と呼び、状況が一時的なものであれば効果的な選択肢となるでしょう。
住宅ローン以外にも、クレジットカードや消費者金融などの借入れがある場合は、債務整理という方法で返済を減らすこともできます。
債務整理には、主に以下3つの方法があります。
いずれの方法も、司法書士や弁護士に相談することで、自分に合った選択がしやすくなります。
もし自宅の維持が難しい場合でも、すぐに競売に進むのではなく、「任意売却」を選ぶ方法があります。
これは、金融機関(または保証会社)と話し合ったうえで、自分の意志で不動産を売却する手続きです。
競売よりも高値で売れることが多く、売却後の残債を減らせる可能性もあります。
中には「リースバック」という方法で、売却後もその家に住み続けられるケースもあります。
ここまで、住宅ローンの滞納が引き起こすリスクや、そこから抜け出すための対処法をお伝えしました。
改めて大事なのは、放置しないこと。
早めに動けば動くほど、選択肢も増え、生活を立て直すまでの道のりも短くなります。
住宅ローンの支払いに不安を感じている方は、ひとりで悩まず、専門家や信頼できる相談先に連絡を取ってみてください。
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