任意整理を依頼したら着手金と成功報酬の2重払いになる?正しい依頼先の選び方とは

借金トラブル119では、借金で苦しんでいる方の問題解決を致します。

任意整理を司法書士などの専門家に依頼すると、当然かかるのが「依頼費用」。

事務所によって大きく費用体系が異なるので、依頼先の選定は注意深く行わねばなりません。

依頼先の事務所によっては「着手金」と「成功報酬金」の2種類の費用がかかり、2重払いになってしまうケースも。

依頼費を抑えるためにも、着手金のみの明朗会計な事務所を選びましょう。

今回は、任意整理の依頼にかかる費用や注意点を解説します。

専門家を選ぶ際のポイントも4つご紹介しますので、借金問題にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

 

任意整理にかかる費用は?

任意整理にかかる司法書士や弁護士の依頼費用は、一般の方にとって非常にわかりづらいもの。

「着手金」と「成功報酬金」の両方を請求する事務所も少なくありません。

まずは、着手金と成功報酬について解説しましょう。

 

着手金

着手金とは、任意整理を依頼したときに当初にかかる費用のこと。

任意整理の結果に関係なく、専門家へと支払う費用です。

 

着手金の上限に規定はないため、各事務所で自由に設定できます。

債権者(借入先)1社につき、2〜4万円程度となるケースが多いでしょう。

成功報酬金

成功報酬金とは、任意整理で解決できたときに発生する費用のこと。

成功報酬金には、主に以下3つの費用が含まれます。

  • 基本報酬金・・・任意整理の解決にかかる費用
  • 減額報酬金・・・(債権者の提示金 ー 実際の支払額)をもとに算出した費用
  • 過払金報酬金・・・回収した過払金をもとに算出する費用

3つの報酬金については、日本弁護士連合会により上限額が定められています。

基本報酬金 債権者1社につき、2万円以下。
商工ローンについては、5万円以下。
減額報酬金 (債権者の提示金 ー 実際の支払額)×10%
過払金報酬金 訴訟なし:回収額の20%

訴訟あり:回収額の25%

 

参考:日本弁護士連合会:債務整理の弁護士報酬のルールについて (nichibenren.or.jp)

 

たとえば、ある債権者から100万円を請求されていたと仮定しましょう。

 

任意整理の依頼により50万円の過払金を回収できた場合、成功報酬金は以下のとおり。

《減額報酬金》:100万円→0円となったため、100万円の減額
        100万円×10%=10万円

《過払金報酬額》:50万円×20%(訴訟なし)=10万円

 

着手金2万円と基本報酬2万円を合算すると、24万円の費用がかかるとわかります。

これは、あくまでも1社のみの計算。

任意整理が必要な債権者が複数になるほど、依頼費用はかさみます。

 

ただでさえ普段の支払いが苦しいのに、任意整理で高額な費用がかかると「負担が大きすぎる」と感じる方も多いはずです。

任意整理を検討する際の注意点

任意整理の目的は、借金の総額や月々の返済額を減らすことです。

現在の支払額では負担が大きく返済が苦しいので、減額してもらうために任意整理を依頼します。

ところが、依頼先の専門家によっては、任意整理の交渉が得意でないケースも。

 

事務所選びを間違うと、任意整理をしたにもかかわらず、毎月の返済額がほとんど減らない事例も珍しくありません。

支払額が減らないのに着手金や成功報酬金が上乗せされると、依頼者にとって大きな不利益となります。

 

また、成功報酬金を一括で払えずに分割払いになると、任意整理後も費用を払い続けなければなりません。

債権者と依頼した専門家への支払いが重なると、大きな負担となりかねないでしょう。

任意整理が負担にならないためにも、専門家選びは慎重に進めることが大切です。

 

【任意整理】専門家選びのポイント4つ

任意整理が成功といえるカギとなるのは、専門家選び。

ここでは、専門家を選ぶ際のポイントを4つご紹介します。

 

ポイント① 依頼費用を比較する

依頼費を少しでも抑えるために、依頼候補の事務所が提示する費用の比較がおすすめ。

着手金や成功報酬は、各事務所によって設定額が異なります。

成功報酬には上限が設けられているため、「成功報酬金」でお伝えした計算式を用いて算出しましょう。

ポイント② 司法書士に依頼する

任意整理の依頼を司法書士にするか、弁護士にするか迷う方も多いのではないでしょうか。

「依頼費用を抑える」ことに重きを置くなら、司法書士への依頼をおすすめします。

弁護士に依頼をする場合、相談の時点で法律相談料が発生する場合も。

 

ここで「140万円以上の借金がある場合は、弁護士への依頼が必要なのでは?」と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。

昨今では、弁護士の紹介制度を設ける司法書士事務所も多くあります。

まずは、無料で司法書士に相談をし、必要であれば弁護士へ依頼する順序でもよいでしょう。

 

ポイント③ 着手金のみの明朗会計な事務所を選ぶ

依頼費用のトラブルをさけるためには、費用体系が明朗会計な事務所を選ぶべきです。

司法書士や弁護士費用で「着手金」と「成功報酬金」の2重払いが発生すると、依頼者にとっては負担が大きくなります。

できるだけ「着手金のみ」の事務所を探すのがおすすめ。

 

たとえば、以下の2パターンで比べてみましょう。

  • 着手金が4万円のみ
  • 着手金4万円+基本報酬2万円

債権者が1件のみであれば負担は少ないですが、複数あれば依頼費用に差が生まれます。

減額報酬金や過払金報酬金がプラスされるケースもあるため「着手金のみ」にこだわることも大切です。

 

ポイント④ 任意整理の実績が多い専門家を選ぶ

債務整理や借金トラブルへの対応が得意で、解決実績の高い事務所を選ぶのがおすすめ。

「解決実績が多い=交渉に長けている」と判断でき、月々の返済額の軽減を期待できるでしょう。

借金トラブル119は、債務整理事案に積極的に対応しています。

解決実績も高いので、安心してご相談ください。

 

借金トラブル119番の司法書士は、当初の相談から案件の解決まで終始、司法書士が対応。

無資格の事務員任せにすることはありません。

重要な債務整理の手続きも、安心して任せられる事務所です。

 

借金問題を解決できるかどうかは人生の一大事。

依頼者に寄り添ってくれて専門家が誠実に対応してくれる借金トラブル119番へお問い合わせください。

 

会社ホームページはこちら

LINE無料相談はこちら

まずは、LINEで無料相談

LINE友達追加で無料相談を24時間受付中

LINEで相談する